胸騒ぎがして目覚めたのは、９月の初旬だった。多分、9月3日の夜から翌朝4日の夢だった。新しい部屋を借りて、新生活を迎えた私だったけれど。そこで「よかったね。」と夢の中で笑顔で話してくれた。 胸騒ぎがしたけれど、気づかない…

もう大丈夫だと思っていたけれど。私はやっぱり傷ついていて。もう２度と会わないと決めていたのに。 そうやって私の心を抉っていった。 だから嫌だったんだ。そう再確認をして。 しなくてもいい確認をして、２度と会わないと決めてい…

（海鮮が苦手なはずなんですけどね。）と独り言のようにつぶやきながら。その美味しさに感激して。毎朝のように「海鮮丼」を作って頬張った。 食事が美味しいだけで。人生は潤うのだから。美味しい笑顔は、周りの人を幸せにする。 一緒…

開業してまだ2ヶ月の新しいホテルへ訪れた。富山のヒルトンで数日間を過ごす。 新しい空気に。新しいゲストとして振る舞い。行き交う人たちを眺めながら。 非日常はいつもの通りで。非日常の日常を味わいながら。そこにいる人と会話を…

JR富山駅の改札を出て。すぐのところのお食事どころ。美味しいものを美味しく。 味覚が記憶を呼び戻す。泣きたくなるのは、お酒の飲み過ぎでしょうか。無意識下にある何かを。言語化して浮き彫りにして。気づきたくなかったのか。気づ…

あの時は、もっと冷たい雨のような雪が降っていて。同じように曇り空だった。 何も知らずに訪れて。こうしてまた季節は巡る。時は流れて、流れ続けていることに。毎年眺める桜を愛でていた。 そこは同じように美しい景色と空間を保ちな…

思春期特有のゆらぎ。そう思えば、なんともないのだけれど。理解されないタイプだった自分を振り返ると。なんともわかりやすいのだろうと思うくらいで。 私は今も思春期の我が子と同じような感性なのかと。そう思ってもいいのではないか…

焦らなくてもいいのだけれど。姿形（すがたかたち）が見えないものに対しては。不安になるに決まっている。 その不安をも抱きながら。次に迎える自分の姿を想像して。 自分の直感を信じながら。美味しいものを食べながら。五感で楽しむ…

感情に蓋をしないで。ぐつぐつに煮えた感情に。無理やり蓋をしたら、内側がケロイド状態になってしまうから。 どうやって治していいのかわからなくなるくらいに。感覚が麻痺してしまったら。同じことが起こっても、不感症になってしまう…

見たいと思うものだけを見て。聞きたいことだけを聞ける。なんとも便利な機能が人には備わっている。 選択できるので。興味のないことは、聞こえていても脳内で処理をしない。そういう素晴らしい機能を使わないのは実にもったいないのだ…