それはそれは 霜降りの美しい断面だった。 ステーキ肉に到達する前に頂いた 海老・ホタテは赤ワインに良く合うものだった。 高級牛のヒレとサーロイン。 自分に正直に書くのならば。 ２〜３切れで充分に堪能出来る量だと思い知る。…

外国人の声。 そこは、異国のリビングのように。 リラックス出来る空間というのは、 誰も知らない人達ばかりでいることで。 私のもう一つのホームを思い出す。 アメリカに暮らしていたことは、 私の価値観に大きな影響を及ぼしてい…

ホテルのスパ。 ラグジュアリーな空間。 自然を目の前にして受ける施術は、 頭の芯からリラックスの信号が行き渡るものだった。 来る価値があるから。 意味があるから。 私はベッドの底まで落ちるかのように、深い眠りの中へ誘われ…

ドライブで行く、箱根日帰り温泉旅行。 傷ついた羽を癒しに。 バサバサと羽ばたきながら、旋回して降りて来たこの場所。 ソファーの背もたれに深く身を沈めて。 高い天井を仰ぐ。 疲れていたのに。 空間の世界観がツボすぎて。 嬉…

何度も前を通り過ぎていながら。 初めての訪問。 ココナッツナンに舌鼓。 食べきれないなーと思っていたら。 アルミで包んでお持ち帰り。 個室が心地よくて。 いつまでも居られそうだった。 うっかり寝ちゃっても。 深夜２時まで…

物事にはタイミングがあって。 その時でないと成立しないものだと思いながら。 もし、あの時に。 もし、こうしていたら。 もう遅い。 タイミングがズレる。 多分、私はいつも一生懸命で。 不器用なまでに頑なだった。 TWO R…

「あー、お腹空いた。」 多分、ひとり言で一番多いセリフ。 地下鉄から地上に出る。 大概、方位が分からなくなっている。 身体に磁石が入ってないのが残念でならない。 スマホを右手に。 ようやく辿り着いて。 ふぅ。と一息。 貢…

大きなうねりの中で。 私は時々波に飲まれ、波に乗り、泳いだりしている。 自分に責任を持つこと。 自分と約束をすること。 自分を大切にすること。 決めるのは自分なのだ。 やる選択。 やらない選択。 一度しかない人生を。 誰…

「変わってる」は褒め言葉。 「珍しい」も褒め言葉。 「普通じゃない」も好きな言葉。 それでも。 私は、限りなく自分が平々凡々だと思っている。 そう言うと、自分のことを分かっていないと言われるけれど。 普通にしている思考や…

高校生の頃に地元に設立された「東山魁夷館」。 その白馬を目の前で見た時から。 私は美術館が好きになった。 安藤氏も言う。 「建築は体験だ。」と。 アートに触れること。 美しいものを見ること。 全て体験だから。 そこに感情…