シロツメクサの咲く中庭を眺めながら。 国立公園らしい森に囲まれて。 カップルや夫婦、女性同士のグループが各々に朝食を摂っていた。 私はその様子を眺め、どの様な関係かを想像する。 コミュニケーションを仕事にしている私にとっ…
月: 2017年6月
ホテリ・アアルト(夜食編)
「食べる」ことが好き。 「寝る」ことも好き。 「遊ぶ」ことも好き。 好きな「こと」が沢山あること。 好きな「人」が沢山いること。 好きな「場所」が沢山あること。 そして、私はわたしと会話する。 「今日は、何する?」と。 …
ホテリ・アアルト(ラウンジ編)
居心地の良さは、その人にしか分からない。 どんなに素敵だとしても。 どんなに広々としていても。 狭い空間が好きな人もいれば、 高い天井が好きな人もいるし、 シンプルが好きな人もいたり、 絢爛豪華が好きな人もいる。 私はひ…
ホテリ・アアルト(ディナー編)
北欧調のそのホテルは、ペンションのような雰囲気を醸し出していた。 華やかなプレートは地のものをふんだんに使い、心までも弛緩させる。 世の中は複雑に出来ているようでいて。 視点を変えながら、生き長らえている。 濃厚な料理を…
レストランふぇにっくす
山に囲まれて育った私にとって。 海は馴染みのない存在。 海水の塩辛さが苦手で、 どこかよそよそしくなってしまうのは、やはり慣れていないからだろう。 開放的な海の存在に憧れるのかも知れない。 果てしなく広がる水平線を。 こ…
Tomobe.Deri
馴染みのないサービスエリアで。 昼食の時間だというのに、実に珍しく食欲がなかった。 思いがけない濃厚さに。 ペロリと何事もなかったかのように。 今月の旅の始まりに。 tomobe.Deri (常磐自動車道 友部SA 下)…
とりよし
泣き上戸とか、笑い上戸とか。 誰とどんな会話をして、その時を過ごすのか。 涙が溢れる時。 内面で何が起こっているのだろう。 言葉にしてしまえる程に簡単ではない。 蓄積された感情が、凝縮されてこぼれ落ちる。 おもてなしとり…
赤坂璃宮
東京に住んでいても。 世間は狭い部分を感じる。 地元のつながりの濃さに、どこへ行っても知り合いにつながる環境から。 東京の混沌とした広くて深い世界で、自分のしがらみから自由になった。 ・・・ような気がしていた。 自分の力…
Prive (パレスホテル)
飛び込む案件は、コントロール不能。 丁寧に対応するしかないのだけれど。 頭の中で順番を考える。 スケジュール帳に書き込みながら、調整する。 順番に着手して、一つずつ進める。 仕事は宿題に例える。 宿題を仕事に例える。 や…
TEPPANYAKI 10 GINZA
自分が何者かなんて追求していったところで。 何者か分かったところで、変化していくものだ。 そうして誰もが自分のアイデンティティを求め、 自己を確立していく。 目の前に起こる、あらゆる現実を受け止めて。 向き合うしかないの…