「自分の魅力はね、知らない方がいいんだよ。」 「それに気づいてね、意識してしまったら失ってしまうものだから。」 そんな一節を追いながら。 誰かに言われたことがあるような、ないような。 そう伝えたことがあるような、ないよう…

気だるい目覚めと共に。 最近は眠っても眠っても疲れが抜けない。 リフレッシュしているつもりだけれど。 なかなか思う通りにはいかないようだ。 起き抜けに計る体重の数値を見て。 愕然としたり、喜んだり。 そんな単純な繰り返し…

朝陽に浴びたアルコールのボトルの輝きと。 夜のエッセンスが降りかかったボトルの艶かしさと。 昨日の夜と同じ場所なのに。 その表情はまるで違う。 得てして人は同じであったり、一定という安定さを求められるけれど。 果たしてそ…

気が多いとか。 浮気性とか。 落ち着きがないとか。 一途になれないとか。 多くの言葉があるけれど。 八方美人であることも。 幾度となく言われたような気がする。 愛想がいいだけだけれど。 自分で自分を縛る必要はなくて。 誰…

すっかりと空気の冷え込んだ夜。 秋の紅葉に目を奪われる。 あれ。 去年はどこで紅葉の景色を愛でたかしら。 そんなことを頭の中で巡らせながら。 奈良を訪れた記憶を辿る。 中学三年生の春に。 遠い記憶を呼び戻すのに時間を要し…

ちょっとした行き違いがあり。 がっかりと気を落としていたけれど。 見事にリカバリをしてくれて。 その迅速な対応に気を良くして。 ホテルのディナー。 サービスやホスピタリティ。 その視点を持ちながらも。 どういう気分で過ご…

旅に出た。 恒例のリコ旅。 毎月１回。 旅に出る。 ふらりと。 ぶらりと。 ゆるりと。 その地のお料理をいただきながら。 その場所へ行くことが大事で。 そこの人たちの話す言葉を聞いて。 生活を垣間見る。 柿の葉寿司　総本…

趣味は人間観察で。 どうしてここのラウンジにいるのだろうとか。 どうしてここでステージを任されているのだろうとか。 そういう背景を想像しながら。 それぞれのドラマがあることに興味を抱く。 そもそも。 どうして私はここにい…

まるで使命のように。 我が子に勉強しろといくら言ったとしても。 説得力に欠けるので。 親が勉強している姿を見せたり。 好きなことをしていることだったり。 夢中になる何かがあったり。 一緒に登山したり。 一緒に笑って。 一…

好きな空間のひとつ。 ここの隣のビルでアルバイトをしていたのは、 もう１０年以上前になるだろうか。 もともと新宿が好きで。 次に行きたい場所はどこだろうと考えながら。 まだまだ世間知らず。 ヨーロッパを巡る旅がしたいと思…