「これからの未来を見ている君にとって、残された人の気持ちなんて、想像できないんだろうね。」 そう言われたことを思い出した。アメリカ留学に目を輝かせて、私は未来のことでいっぱいだった。側にいないと淋しいとは言わなかったけれ…
カテゴリー: バー・ラウンジ
OR (Miyashita Park)
一度、何もかも手放す決意をした。 中途半端な糸も要らぬと、断ち切ることを選んだのは数ヶ月前のことだった。 ALL or Nothing. 欲張りな私は、そういう選択をしがちだろうけれど。実際のこところはどうなんだろう。全…
Kimpton Shinjuku Hotel
あのね。そんなに簡単に、無かったことにもならないし。そんなに簡単に、忘れることなんてできないのだから。 迷いのない人などいるだろうか。答えのない人生を模索しながら。自分の心が動く方へ。 もし、心が凍結したり。砕かれてしま…
FOUR SEASONS HOTEL TOKYO AT OTEMACHI
むしろ子ども時代よりも。今の方が泣いているのではないかと思う。 咽び泣くことも。ポロポロと落ちる涙も。 枕を濡らすこともあれば、鼻の周りがヒリヒリするくらいに痛くなることもある。 ふらりと立ち寄ったフォーシーズンズホテル…
The Top
それは見えない鎖なのだろうか。ぐるぐるに。巻かれることを望んでいたけれど。意味合いは全く違う。 ずっと迷っているような気がする。ずっと決断できないままで生きていて。そのまま見なかったことにしたいと思ったり。気づかないフリ…
ザ パレス ラウンジ
ある意味。執着を手放すことに成功したのだと思う。 変えられるのは、自分と未来。それを身をもって理解することで。客観視することができると。とても身軽になるのだと知った。 喜怒哀楽は健在で。ワタシはこの日も忙しかった。意見を…
ホテルインディゴ箱根強羅(Bar編)
違和感が浮き彫りになった時。それを見過ごしていくことはできるのだろうか。そのセンサーが働いて。しこりを残すことになるのだろう。 多分、面倒な性格なのだと思う。というよりも、本質的なことを知りたいだけなのだと思う。言葉には…
TABLE9 TOKYO (NINE BAR)
久しぶりに訪れて。当然のごとく、移りゆく季節を見送りながら。何度目かを指折り数えることもなくなり。日常はそこにあった。 当たり前になると。特別仕様ではなくなるので。刺激を求めるようになる。 旅に出たいという衝動は、一定の…
BVLGARII Il bar
秘すれば花。とか。言わぬが花。とか。 少し疲れていて。いや、随分と疲れていた。 感情が決壊する瞬間は。自分ではどうしようもなく止められない。その瞬間を迎えないように。小出しに伝えてきたつもりだけれど。人との関係は、そんな…
円かの杜 Bar 編
宿泊する時は。そのホテルの隅々まで堪能するかのように。エステとバーへ行くことも欠かさなかった。 ゆっくりと過ごすことに慣れていない日本人の文化だったけれど。こんなに素晴らしい空間があるのだから。そこにいることを堪能したい…