vol.49 眩い日々だったのか、それとも有り触れた日常の延長か。〜東京紀尾井町編〜

東京に住んでいると。
世間はどんどん狭くなっていく。

地方に住んで居た時ですら。
世の中は狭いと感じていたのに。

私は地元を飛び出して。
東京で生活をして15年以上が過ぎた。

縁があって。
赤プリの跡地に建てられた、
東京ガーデンテラス紀尾井町のレジデンスの一室に。
出入りする機会に恵まれてた。

今振り返ると。
なぜそうなったのだろうかと思うことばかりだけれど。

周りが驚く以上に。
私自身が、どんな巡り合わせなのかと誰よりも感じていたように思う。

どうしても何も。
引き寄せの法則を思い出して。

・求めること
・信じること
・受けること

と、聞いたことがあって。
私は無意識のうちに求めていて、それを信じ、またそれを目の前にした時に。
私なんて・・と卑屈になることなく。
そのまま受け入れることにしただけだった。

あれこれ考えたとしても。
そういう状況なのだから。
分不相応だから、ご遠慮しますとか。
そんなどうでもいいことは、考えないようにしていた。

流れに身を任せて。
それほどまでに素敵な場所だったのだから。

インテリアを揃えて。
好きなものに囲まれた空間は。
最高のエネルギーで満たされていて。
この上なく居心地がよかったように思う。

そういう場所だったのだけれど。
いつしか、足は遠のき。
どれほど素晴らしいと言っても。

結局、私には向いていなかったのだ。
という言い訳をしてみる。
いや、向いていなかったわけではなくて。
ただ、そこに行く理由が少なかっただけだった。

羨ましがられるために、そこに行くことではなく。
ただひたすらにその空間が好きだったけれど。
誰もいないその場所へ行くことは。
いつしか目的を失い。
私は、自宅からの移動時間を考えると。
来客があること以外では、利用することがなくなってしまっていた。

あんなに素敵なのに。
あれほど素晴らしいのに。

どういうことだろうか。
そうこうしているうちに。

足が遠のき。
部屋の解約すると決まってからは、早かった。
1ヶ月足らずのうちに。
大好きだったその空間からの立ち退きという事実に。

私の感情は緩やかに動いたものの。
喪失感に浸ることなく。
ただ思い出として、そこの記憶を振り返る。

もしかしたら。
あの時間は幻だったのかも知れない。
3年間という月日はあっという間過ぎて。
気持ちが追いつかない。

瞬く間に過ぎてゆく日々に。
気持ちは追いついているのだろうか。
過去にすがることなく。

新たに居場所を見つけられればいい。

何事も縁であり。
出逢いであり。
自分に見合った出来事しか訪れないというのだとしたら。

私のこれからは。
どうなるのだろうか。

ダイナミズムを求めて。
今日もあるがままに過ごし。
私をわたしの中に抱えながら。

ひとつ一つの出来事と向き合いながらも。
身を任せてゆけばいいと思っている。

出来事はシンプルで。
複雑にするのは、その人次第なのだから。
 
 
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
https://www.princehotels.co.jp/kioicho/

バーナポレオン
https://akasakaprince.com/lamaisonkioi/barnapoleon/

赤坂 維新號
http://www.akasaka-ishingo.jp

紀尾井町ガーデンテラス 紀尾井レジデンス
http://www.tgt-kioicho.jp/residence/