vol.22 「四十にして惑わず」〜淡路島編〜
浅い呼吸のまま。 薄い空気の中でしばらく走り抜けていた日々。 そうして辿り着いた羽田空港。 到着した瞬間から、私は蘇生するかのように深呼吸をした。
浅い呼吸のまま。 薄い空気の中でしばらく走り抜けていた日々。 そうして辿り着いた羽田空港。 到着した瞬間から、私は蘇生するかのように深呼吸をした。
モクモクとした入道雲が見えてもいい季節なのに。 この旅の始まりは、薄灰色の空からだった。 月に1度。 旅に出ると決めて、1年が過ぎる。 今では、旅に出ないと禁断症状が出そうになる程に、 わたしにとって…
巡る季節。 凍てつく季節を乗り越えて、薫風の中を旅する開放感。 世界一の朝食を求めて。 私は、神戸北野ホテルを訪れた。 王様のおやつとか、ニューヨークの女王の朝食とか、日本一の朝食だとか、色々あるけれ…