vol.1 「解放と閃き」@直島

旅に出た。

仕事ではなく、全くのプライベートで。
ママの夏休みを確保したのだ。

母親である前に、私は個人としての生き方を主張する。
そして、それは私にとってごく当前で自然なもの。

とにかく、私は旅に出ることに飢えていた。
日常から離れることで自分を見つめたかった。

起業すると決めたこと。
仕事と家庭のバランスをギリギリのラインで均衡を保つ日々。
毎日を駆け抜けるスピードに、
自分の鈍さを感じながらも、どうすることも出来ないもどかしさ。
だからこそ、行かなければならなかった。
自分のためにも、家族のためにも、仕事をする上でも。

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行き先は、瀬戸内の直島・豊島・小豆島。
自然と芸術が融合した島は、その存在だけで私を虜にした。

「生」と「死」
「静」と「動」
「光」と「闇」

私の身体からあらゆる毒素が蒸発していく。
凝り固まった脳が柔軟になり、色までも変化した感覚。
五感の全てを刺激し、身体中を駆け巡る衝動。
脳内に音が鳴り響き、見えない膜が幾枚もはがれ落ちる。

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それは私に
赦しと、休息と、心に贅を与え、生きる意味を再認識させた。

過去の記憶、経験さえも呼び起こす。
美しい建築物(アート)と日本の原風景は、私を揺さぶり続けた。

それぞれの世界観が、私を非現実の世界へ連れて行く。
時空を超え、パラレルワールドが日常を超越させる。

 

私がわたしで在るために。

今回の2泊3日の旅は、
経年劣化していた私の感性を、見事なまでにグリグリと上塗りしたのだ。
1週間、1ヶ月があっという間に過ぎる中、
2泊3日という時間の濃密度。

旅先の一期一会。
人生の多様性を体感しながら。

だからこそ、オリジナルを生きること。
他でもない自分のために。

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