vol.10 坐忘林(北海道・ニセコ)

「あなたのために、
この全ての空間・食事・インテリアまでをご用意いたしました。
どうぞ、こころゆくまでご堪能下さいませ。」

そんな、決して聞こえないメッセージが脳裏に刺さる。

視覚からの情報だけで体温が上昇し、脳内の情報処理が間に合わない。
あぁ、なんてことだろう。私は悩殺されてしまった。

しばらく言葉が出ない。
胸の中に形容できない感情が詰まってしまったまま、時間だけが経過した。

ふわりとした空気感。
おもてなしのレベルをはるかに超えて。
「感動の触覚」が細やかに鋭く振れる。

いつもそうだ。
そこにはいつも規則性がある。

造形美を目の当たりにした時。
自然美の圧倒的なエネルギーを感じる時。
細部まで計算され尽くした洗練された場所へ踏み入れた時。

殊に私は、
自然と現代アートなどの相反する融合に、常識を破壊されることを好む。

自分の感性が、剥き出しになる瞬間を体験する旅。
このままでは立っていられないような衝撃。
体力の消耗が激しい。

ただ、その場所へ行くだけなのに。

誰もが同じだと思っていた。
好きなものに触れる瞬間は、同じ体験をするのだと。

いつしかそれが無くなることに、疑問を感じないままでいることに。
私はいつまでも、この感覚に捉えられていたい。
失わずに私の中に留めておきたいと願う。

それが、生きていくことに直結するからこそ。
私は、旅を続けるのだろう。

空間の統一感を持たせる盆栽が、宇宙のように無限に拡がる。
この世界観を、歴史を、メッセージを。
脳がしびれる程に受け取るインスピレーション。

多文化が混在した調和。
人が生きる上での共通点は、全部同じ。
文化や美意識は果てしなく繋がり、未来へ向かう。

そして、私達はそれを受け取りつなげていく役割を担う。

春も夏も秋も冬も。
何にもない季節などなく。
日本の暦は美しい。

海外から日本を見た時。
「インターナショナルでいるには、よりナショナルでなければならない。」
どこかで出逢った言葉が脳裏をよぎる。

他者を理解することは、自分の中の常識を疑うこと。
そして、自分の常識に誇りを持つこと。

そのことが、他者を受け入れることにつながる。
誰をもが魅了される存在感になる。

そして、その人自身の魅力が溢れる。

魅力とは、惹き付けてやまないもの。
話力とは、その人自身。
総合力とは、コミュニケーション。

例え孤独を感じていたとしても。
それは、何よりも贅沢なものであるのだから。

坐忘林(北海道ニセコの旅館)
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