vol.97 淋しさからの脱却と、満たされる不安と。〜横浜の夜景(ヨルノヨ)〜

記憶が鮮やかに蘇るようで、しばらくは訪れることもなかった。
コロナ禍による強制的なステイホームは、マイナスなことばかりでもなかったと思う。

自分の身体が半分に引き裂かれるような苦しさを重ねた日々が。
過去として格納されるまでには、一定の期間で内側に籠ることが有効だから。

それは、誰にとっても同じかも知れないし、私にだけに効く手段かも知れないけれど。
それくらいのダメージを負うことだって私にもあるのだと。
今でなら笑って話せるような気がするけれど、あくまでも「そんな気がする」だけだろう。

わざわざ苦しかった思い出を語ろうとは思わず。
こうして時々、ひとりで内側にいる自分と対話をすることで、自分であることのバランスを保つようにも思える。

澄んだ空気の中で、私は横浜の風景を眺めていた。
ヨットの帆をイメージした外観のホテル、階段状に並ぶ建物3つに観覧車。
海と空のバランスに吸い込まれそうになりながら、冬の寒さに包まれて。

もう煌めくような時間は戻らないのだと。
一度、壊死した心は戻らないのだと。
そう思っていたけれど。
人はどこまでも図々しく、逞しくもなれるのだと知ることができた。

乗り越える。というのは、振り返った時にしかわからない。
渦中にいるときなんて、自分がどういう姿になっているかなど想像する余裕すらないのだから。

長く続いた闇の中から、一条の光が差して。
それは次第に私を包み込むように照らし、導いてくれた。
そうして私が私らしさを取り戻すまでには、数年の月日を要していたことなど、誰も知る由もないだろうし、そんなことをわざわざ大袈裟に伝えることでもなく。

ただひっそりと私の内側に納めていただけだけれど。
こうして横浜の景色を眺めながら、私は自分の回復を確認し、これからの未来を想像する。
人は生きている限りは可能性に満ちていて、キレイゴトだろうとそれを信じていくことしか私にはできない。
誰もがそのように可能性に満ちていて、それに手を差し伸べながら。
自分が経験したことを重ねたり、想像をしながら、その人の人生をなぞるように受け入れる。

人生に無駄なことなど一つもなく。
そうしてひとつふたつと自分の中で歴史を刻みながら。
この世を去る日まで、生き続けるのだ。

彩りのある人生を描くのは、自分次第で。
色彩を失った世界から抜け出すことが出来るのも、自分次第。

自分が勇気を持ってモノクロだった世界を断ち切って、リセットすることで。
次の居場所へと移る。

人生は旅のように。
移りゆく季節と同じように。
同じことを繰り返しながら、出逢いと別れを繰り返し。
新たな自分を発見しながら、どうしても譲れない自分を確認したりして。

そうして細胞が全て入れ替わりながら。
私で居続けることを許しながら。
いつも生まれ変わりつつも。
記憶は何度も上書きされて。

いつしか細胞レベルで変化しているのだから。
執着を手放して。
自分を軽くして。

今の幸せを噛み締めながら。
明日が今日よりも輝きに満ちていくことを信じて。

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