vol.75 内側に秘めていたエレガンスのマインド 〜アロフト東京銀座編〜
もともと「美」「エレガンス」というジャンルが苦手だった。 女性特有の、誰もが憧れて当然のような世界に、私はいつも抵抗していた。 ユニセックスな魅力を持ち合わせられたらいいのに。 そういつも感じていたよ…
もともと「美」「エレガンス」というジャンルが苦手だった。 女性特有の、誰もが憧れて当然のような世界に、私はいつも抵抗していた。 ユニセックスな魅力を持ち合わせられたらいいのに。 そういつも感じていたよ…
「言葉にしてしまったら、それが全てのような気がして。」 この、自分が発したセリフを久しぶりに思い出した。 当時は、言葉にしてしまうことで現実を受け止める覚悟や器量がなかったのだと振り返るのだけれど。 …
眼下に広がる雲海を眺めながら、 こうして自分の均衡が保たれることを再確認して。 見えない楔(くさび)を打ち砕き。 私は雲の上で深呼吸するように息をした。