vol.55 それでもワタシは期待せずにはいられなかった〜ホテルインディゴ箱根強羅〜

何かが変化する時には。
痛みが伴うのだということを。
私は久しぶりに経験したように思う。
その疼きは、どこか懐かしく。
希望したところで、その感覚を再現できるような器用さはなくて。
それでも。
私はこうなることを予感していたし、最初の頃はひどく戸惑っていた。

色濃い日々の中で。
私はワタシと会話しながら。
新しい決断をするつもりで旅に出た。

自分が壊れてしまう前に。
もうそれ以上、無理をするなという警鐘が鳴り続けていた。

日本に初めて出来たというホテルインディゴへ訪れて。
期待していた何かとズレていたのは。
ワタシの勝手なイメージがそうさせていたのだろうけれど。

どことなく行き届かない感覚に。
この違和感は、それと同じだった。

ひとつひとつ確認するように。
それは言葉なのか、態度なのか。
雰囲気なのか、配慮なのだろうかと。

不満や不服というものは。
こうであって欲しいという期待が込められている。

それが満たされない時。
深い失望に襲われる。

卒業の時に涙するのは。
3年間の学校生活が至極尊い記憶なのか。
ようやく離れられるという安堵感なのか。
それぞれの感覚に委ねられる。

時期が来れば本人の意思とは関係なく。
巣立っていかねばならないということを。

どうやらオトナになると忘れてしまうらしい。
自分で区切ることが出来るようになるのも。
自立したヒトの特権だということを。

そこにあるのは。
愛着なのか、義理なのか、打算なのか。
そこに留まる理由は何なのだろうかと。

その時々を真剣に生きていても。
それでも私たちは経験を重ね、変化していく。
「永遠はない」という歌詞を耳にして。
その通りだと、リピートして聴いていた。

その人が入社した頃に出会って以来、数回しか会ってないけれど。
「7年勤めていた会社を退職することになりました。」という報告を受けて。
尊敬してやまなかった社長の元を離れるという。

育ててくれた恩は一生忘れないけれど、これ以上ここにいても成長できないから。と。
その決断をしたと言う。

そうか。
私もそういうタイミングなのかと。

結婚する時もそうだった。
両親に感謝の気持ちを伝えて。
今まで育ててくれて、本当にありがとう。と。
ワタシはこの家に生まれたことを誇りに、新しい家族を作ると手紙に綴った。

人生は選択の連続で。
ドクドクと見えない血を流し続けるくらいならば。
止血するためには、感情を直視して痛みに耐えることが不可欠だった。
そうしないと。
自分の感情が麻痺をして。
何も感じられなくなってしまう。

その前に。
自分の感情を誤魔化してしまわぬように。
たくさんの感謝を込めて。
ワタシは、これからも自分らしく笑っていける人生を歩んでいこうと決意した。

<訪問先>
ホテルインディゴ箱根強羅
https://hakonegora.hotelindigo.com

御殿場プレミアムアウトレット
https://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/

沼津うなよし
https://www.unayoshi.net

COLAZIONE VARIO
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珈琲処コメダ珈琲 御殿場店
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