家族の在り方を考える。
どういう関係でいたいのかを。
どこに住んでいても。
私は本人がやりたいことにチャレンジできる環境にしたい。
それは、かつての自分もそうであったように。
そして、今のわたしもそうであるように。
軸は、家族にありながらも。
帰る場所があるということの安心感で。
どこへでも飛び立てるのだから。
飛行機が苦手な夫と、
面倒がって家を出たくない中2の息子。
旅が好きで、刺激を求めて定期的にどこかへ訪れたくなる私。
娘は希望通りの高校へ進学し、寮生活も満喫している様子。
両親以外からも、頼りになる大人はたくさんいるのだということを。
もしくは、両親が放任なために、自由に自分で生きる術を身につけたのかも知れない。
そう仕向けていた。と説明したところで。
果たして信じてくれるだろうか。
世の中のルールはたいてい決まっていて。
行きたい方向への案内は出ているし。
インフォメーションセンターも随所にある。
困ったら、繋がらないかも知れない携帯に電話するより。
目の前の人に、助けを求められるように教えた。
標識の見方を小学生の時に教えて。
東京から一人で新幹線に乗って、ゆかりのない大阪へ合宿に行かせたこともある。
そして、その度にいつも自分に自信をつけて。
「楽しかった」と言って、笑顔で戻ってくる。
ネットで知り合った友人に会いたいと言い出したり、
遊びに行ってくる。ということに不安がないはずがない。
どういう人で、いつからの関係で、何で知り合ったのか。
一通り教えてもらいながらも。
後は、本人を信じることしかできないのだ。
遠く離れる寮生活をさせることも。
不安を挙げたらキリがない。
それよりも、無限に広がる可能性を信じることだ。
大丈夫。
あなたは運がいいからね。みんなが守ってくれるからね。
そう信じ。
本人もそう信じている。
夫と息子と私の三人で向かった函館空港で。
樹齢300年の枝垂れ桜が見られると教えてもらった。
2泊3日という短い時間ではあるけれど、これまで何度も訪れている函館から少し離れたエリアへ。
夜桜が美しいと、広い道路を運転しながら、家族で移動する時間。
旅は、毎日顔を合わせる数分の会話よりも、ずっと濃厚になる。
移動中の会話や、普段話すことのなかったことなど。
そういう時間が旅の醍醐味に加わるから。
宿泊したホテルの温泉からの景色が神秘すぎて。
私はいつまででも浸かることができた。
一人になって思い耽る時間。
慌ただしかった、それまでの日々。
月日はあっという間に過ぎ去っていきながらも。
わたしは焦ることなく、年齢を重ねることを楽しんでいる。
公開授業参観だったので、
娘のセーラー服姿を見たいという理由で、訪れた。
担任の先生が変わったため、進路相談の三者面談。
先生:「どうして東京から遠い北海道で寮生活を選んだの?」
娘:「母から離れたかったからです。」
私:「あのねー、ちょっとそれ語弊があるからちゃんと説明してね。」
娘:「えー。だってもう十分だったんです。中2の頃から寮生活したいなって思っていて、自立したかったからです。」
先生:「・・・。」
娘:「母の相手するのにすごい大変で。毎日ずっと喋ってるんで、もう自分の時間がちゃんと欲しいなって。」
いつも、そんな説明をしているけれど。
自立するには、ベストのタイミングだったのだろう。
娘は伸び伸びと自分の個性を発揮させて。
イキイキと勉強、生徒会、部活と掛け持ちをしているようだ。
子離れは案外早いものだと。
我が子の成長を見ながら感じる。
関われる時期に、しっかりと向き合えることで。
私自身の後悔を少しでも減らしておきたかったのだろう。
私の人生もまだまだ折り返し地点。
もっともっと欲張りに、人生を味わっていこうと思うのだ。
<訪問先>
函館大沼プリンスホテル
https://www.princehotels.co.jp/hakodate/
法亀寺 桜回廊
https://event.hakobura.jp/633
五稜郭
https://www.goryokaku-tower.co.jp
函館蔦屋書店
https://www.hakodate-t.com
道の駅 なないろななえ
https://nanairo-nanae.jp
レストラン ケルン
https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010502/1002178/
麺や 福丸
https://r.gnavi.co.jp/7kg84scw0000/?sc_cid=al_goomap
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