vol.72 日々の延長線上にあるご褒美を〜ヒルトン東京〜

人には向き不向きがあって。
得意なコトと、そうじゃないコトがある。

全方位で完璧なことなど、あるのだろうか。
もしあったとしても稀で。
そこを目指さなくてはいけないと、誰が決めたのだろう。

自分の強みというのは、
「意識しなくても呼吸するようにできること」と教えてもらった。

私は呼吸するように、
人とコミュニケーションを取ることが当たり前だったし、
その人の内側に入るのが得意だった。

もしくは、内側に入らずとも、
自然に振る舞うことをしていただけだった。

世の中には、
こんなにもコミュニケーションが
苦手な人が多いということに驚いたし、
なぜそうなのかということにも興味を抱いた。

「日本人だからね。」
とか、
「デフォルトでそうなのよ。」
とか。

いろいろと言われたけれど。
私も同じ日本人で、同じように暮らしてるけど。
そんなことを思いながら。

それでも生きづらさを感じることはあまりなく、
マイペースで生きてきた。

今もまさにそうで。
もともとの性格や、性質を含めて。
考え方や在り方というものを10代の頃から考えていた。

「自分のことは、自分が一番分からない。」
「自分のことだから、自分が一番理解している。」
その両面があることを知りながら。

「あなたに私のことは理解できるわけないじゃない!」と拒絶したり。
「どうして言ってないのに私のことを理解できるの?」と感嘆してみたり。

とにかく人なんて都合よく出来ているのだから。
自分にうんざりすることもあるけれど。

それもひっくるめて。
全て自分だということを分かっていればそれでいい。

十一面観音の表情を思い浮かべながら。
アラフィフの域に足を踏み入れているのに、
まだまだ自分の内面を知ることになるのだから皮肉なものだ。

いつまでも煩悩に浸り。
あれもしたい。
これもしたい。と思い描きながら。
相変わらずの欲張りで。
そのくせ面倒臭がりで。

どうしようもない自分を持て余す。
ひとりだけでは怠けてしまいがちだけれど。
やはり状況を知っていても知らなくても。

誰かと繋がりながら、
何かを吐き出しながら前に進めることは良いのだと思う。

繋がることが全ていいことでもないことも知り。
とにかく、私は矛盾の中で
もがきながら生きている時がある。

俗世にまみれながら。
今日もクラブラウンジで。
変わらない人たちを眺めながら。

この空間で過ごすことを選んでいた。

迎えた2022年は、
どうやら違う景色を見ることになりそうだ。

 
 
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