サプライズディナー。 こういうのに弱い。 実家の父のセリフを思い出す。 「食事っていうのはな、何を食べるかっていうのも大事だけど 誰と食べるかで旨さが違ってくるんだ。」 大勢で食べる食事の時は、いつもご機嫌で。 私がお酒…

新宿の野村ビル。 地下１Fにあるカフェ。 幾度となく、この場所を指定して打ち合わせをしている。 私の定番。 高い天井から差す光と、正面のボトルが並ぶ棚。 その空間が好き。 ただ難点なのは、 場所が分かりづらいこと。 いつ…

毎週火曜日の夕方。 決まった時間に、１時間弱の空白。 同じ場所から見る景色も、移り行く季節を感じながら。 何故、あなたはそこに居るの？ どうして、このお店を選んだの？ 何をしているの？ それぞれの生活を妄想すると、自分の…

オシャレな野菜カフェ。 そのカフェで食べている姿がオシャレ。とでも言うように。 食べるもので身体は作られる。 私は雑食でいたいと思っている。 偏らずに、偏っていたい。 思考も嗜好も。 WE ARE THE FARM ht…

隠れ家バー。 オーナーの魅力を感じながら。 そこに集う人達の顔ぶれがぶっ飛んでいた。 凛とした女性シェフが１人で作る料理。 カウンター越しに見る、横顔。 結局、なんの集まりだったのか良くわからないけど。 居心地のいい空間…

帰路に就く前に立ち寄ったお蕎麦屋さん。 15時を過ぎてのランチは、ランチと呼ぶのかは不明。 山盛りの天ぷら。 山盛りの蕎麦。 東京駅から１時間半。 ショートトリップ。 旅は、距離だけでなく時間。 時間だけじゃなくて、空間…

子どもの頃だったら全く興味を示さない料理。 今ではそれが、ご馳走ごはん。 具沢山のお味噌汁。 炊きたてのご飯。 昆布・梅・お魚・おひたし・イクラ・卵焼き・・。 身体が温まる。 目覚めのスイッチが入る。 降り積もった雪に反…

綺麗になるということは、 身体が健康であること。 心が健やかであること。 こんなに手の込んだ愛情溢れる食事に触れて。 気持ちが弛緩する。 身体にも、心にも養分が行き渡る食事だった。 その土地ならではのものを、その季節に、…

また来たいと思っていた。 ちょうど２年前。 同じ雪景色。 当時の記憶が溢れる。 偶然は時として必然。 匂い・景色・味覚・体感・会話・・・ 記憶の閂（かんぬき）はいとも簡単に抜かれる。 この先の２年も、１０年も。 今を重ね…

時々、本当は何をしたいのか分からない時がある。 忙しさに感（かま）けながら。 それを探す時間もないまま、 新しいプロジェクトが立ち上がる。 それはいつも、気分を高揚させ続ける媚薬のように。 本当にしたいことなんて、最初か…