本当に伝えたいことが、言葉に出来ない。 でも、伝わって欲しいと願ってしまうのは罪だろうか。 ただ、言葉にする勇気がなくて。 言葉にして浮き彫りにする事実を直視することと。 感情の起伏に。 エネルギーを使いながら。 言葉に…

クリスマスの思い出は、あまりない。 特別な毎日を過ごしていれば。 クリスマスのその日は、いつもと同じ。 クリスマスで嬉しかったことは。 息子の保育園に入れる連絡が来たことかな。 普通の日常を。 大切に過ごせることが、一番…

乗船してから。 日没に向かう空色を愛でながら。 まるでホームパーティのような雰囲気に。 すっかりと気を許して。 船上のクリスマスパーティ。 知らない人がほとんどだったような気がしたけれど。 すんなりと溶け込めてしまうのは…

どこもかしこも。 クリスマスモード一色。 華やかで、どこか浮き足立った年末の空気に触れながら。 忙しく日々が過ぎていくのは、いつものことだけれど。 疲れた時は、ひたすら眠ればいいと思っていたけれど。 そうではないことに気…

凍える空気を吸い込んで。 指定された会場へ向かう。 表参道のイルミネーションの中へ吸い込まれるように てくてくと緩やかな坂を歩く。 目移りするショーウィンドウ。 ついふらりと立ち寄りながら。 学生の頃のような、贅沢な時間…

母として。 とても未熟だと常々思うのだけれど。 娘は１２歳までに成長した。 自分の事なら、自分でどうにか出来るけれど。 母親としての立場というのは、とてももどかしい。 誰かを守り、信じることを。 今朝も変わらぬ朝食の風景…

夜の六本木。 東京タワーとイルミネーションに。 実家の母が、観に行きたいのよね。という言葉を思い出す。 来ればいいじゃない。と私。 久しぶりに電話で話す。 まとめての情報交換をして。 今になって、 母と娘のフラットな関係…

中学受験を控えた娘の母親として。 自分のことが、まるで一般的な母親のようだと驚く。 塾のお弁当を作り。 遅い帰宅を心配し。 プリントが散乱する部屋に嘆きながら。 娘には娘の人生がある。 だからこそ、母親は応援することしか…

まるで貸切のような夜の露天風呂。 渓谷を仰ぎながら。 流れる水の音を聞きながら。 星の輝きを木の枝の隙間から覗く。 エネルギーの新陳代謝をして。 燻っていた部分まで使い果たす。 そうして絞りきったエネルギー庫に。 新しい…

チョコレートは幸せの媚薬。 大人になるにつれて。 たくさんの意味を持つようになる。 蓄積されてゆく経験と みずみずしい感性を残しながら。 いつも振り切れそうになりながら。 自分の限界が無意識に拡げられるのだろう。 そんな…