NEW LIGHT

何度目かのこの光景を眺めながら。
「違和感なく受け入れていることがありえないけどね。」
そういうことを言われながら。

「自分の常識は他人の非常識」とはよく言ったものだけれど。
私にとっては、周りの方が受け入れがたいことがよくあるのだった。

目の前で繰り広げられる会話をする二人を眺めて。
どうして私はここに居るのだろうかと思うのだけれど。
それでもきっと。
二人ともそれで安心するならそれでいいのだろうと。
自分の役割を全うすることにした。

クラフトビールを飲んで。
カベルネソービニオンを傾けながら。
デザートワインを最後にして。

その会話は途切れることなく。
何度か聞いた内容を得意げに話す姿みたり。
感心しきりな姿もいつもと同じで。
その繰り返しで。
私もきっと同じような会話を展開しているのだろうと振り返る。
オトナな二人の話題は楽しげで。
この場を眺められることが面白いのだと再確認したのだった。

NEW LIGHT (渋谷 MIYASHITA PARK)
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