妄想が膨らむ。 ここで何ができる? ここをどんな風にしたい? 脳内に映像が流れる。 同時に言葉として声に出ている。 「脳内の思考がダダ漏れですね。」とよく言われるけれど。 みんなそうじゃないのね。と意識したことすらなかっ…
カテゴリー: ホテル・旅館・宿 (page 6)
奥宿 無相荘〜朝食編〜
雨音(あまおと)で目が覚めた。 由布院の梅雨。 地のものの美味しさに感嘆しながら。 鮎の苦さに悶絶しながら。 40代になって。 年相応になっただろうか。 そんなことを振り返りながら。 張り詰めていた神経はゆるゆるに緩み。…
奥宿 無相荘〜スィートラウンジ編〜
「贅沢なこと」 それぞれに定義が違うだろうけれど。 贅を尽くす。ということも素晴らしいけれど。 今回の贅沢さは、プライスレスな時間と空間だった。 外界(がいかい)をシャットアウトして。 ただただ自然の中に身を置きながら。…
奥宿 無相荘〜ディナー編〜
梅雨の晴れ間に訪れた。 まことしやかに運がいいと言われ、悪い気はしなかった。 自分では運がいいと思い込んで過ごしているので、あながち偽りではないと思いながら。 由布院の爽やかな風に委ねたのだった。 貸切の大浴場に。 こん…
鬼怒川金谷ホテル(朝食編)
入れ替え制のお風呂。 こんなにも印象が違うなんて!という驚きに。 お料理の数々も。 おもてなしも。 すっかり気に入ってしまった。 新人さんの初々しい接客も。 あぁ、そういう季節なのねと思いながら。 鬼怒川金谷ホテル(朝食…
鬼怒川金谷ホテル(ウェルカム編)
「だって、ママはもともと自由じゃない。」 そういう娘に私は言った。 「あのね、まだまだなの。 自由って言ってもね、自由でいられる責任があるのよ。」 (はー、何言ってんだか。この人は。) そんなカオをして。 それでいいから…
鬼怒川金谷ホテル (スパ カサブランカ)
美しくありたいと思うのは私も同じだけれど。 何が美しいのかということを考える。 くるくると笑い。 肌の滑らかさを整えて。 口元や目元のシワを見つめて。 鏡の中の自分を確認する。 人肌に触れて。 潤いのある人生を重ねられた…
鬼怒川金谷ホテル(ディナー編)
毎日ご飯を作る私にとって。 こうしておもてなしの食事をいただくのは、とても幸せなことで。 感謝の気持ちをあらゆる方向へ届けたいと思っている。 ずっと同じことが出来ない私にとって。 旅先での出合いは、愉しくて仕方ないことな…
ホテル九重(朝食編)
前の日の夜に。 どんなに沢山の食べたとしても。 翌朝はお腹が空くから。 ちゃんと食べる。 食事は抜かない。 と言うのが、モットーです。 ホテル九重(ラウンジ編) https://hamanako-kokonoe.jp
ホテル九重(ラウンジ編)
急遽、変更になった宿泊先。 動揺しなくていいはずなのに。 珍しく衝撃を受けた。 一息ついてのラウンジで。 感情の乱気流はいつものことだけれど。 多くの経験は、人を大きくする。 幾つになっても、鮮度・感度のいい人で在りたい…