「価値観」と「執着」 ラグジュアリーな空間が好きだ。 ただ、そこに執着はしない。 どの場所でも。 どんな人とでも。 自分を保ちながら、そこに相応しい振る舞いを。 違和感は本能に訴える情報。 生き方がオーラとなって滲み出る…
カテゴリー: バー・ラウンジ (page 20)
RESTAURANT& BAR 水響亭
トントンと地下へ降りるストローク。 グルグルと、 ワクワクと。 お行儀良く並べられたグラス。 サングリアを右手に。 常識という枠に縛られずに。 非常識である自覚もなく。 世の中の、 白い嘘と、 黒い嘘を。 騙されたフリを…
響(新宿サザンタワー店)
圧倒的に男性客が占めていた。 カウンターの一番端に座る。 ウィスキーの水割りを。 40歳だものね。 40歳だからね。 ちょっと踏ん張る。 ぐっと丹田に力を入れて。 響 (新宿サザンタワー店) https://www.dy…
アンダーズ タヴァン
どのシーンでも自分らしくいたい思う。 それが大衆食堂でも、高層ビルのホテルのラウンジでも。 私の母は、 「お茶漬けからステーキまで」というポリシーを持って私達を育てたという。 こだわりを持たず、こだわることに。 私は私ら…
坐忘林(バー編)
そこはとても静かな空間だった。 「ここはデザイナーさんがどの角度から写真を撮っても画になるようにと、 計算されて造られているんです。」 「本当は、ここはリネン室になる予定だったんですけどね。 デザイナーさんが、それじゃイ…
The Palace Lounge (パレスホテル東京)
ラウンジはホテルの顔。 そこにいる人達を眺めながら。 ラグジュアリーな空間は、同じ。 狭い価値観で生きることは、自分を苦しめるだけで。 幾重にもなるシールドの奥に仕舞ってあるものを、守るためなのか。 ミクロとマクロを行き…
371 BAR (新宿三丁目のバル)
忙しない年末だった。 のんびりした年なんてないけど。 スキマ時間を見つけては、赤ワインを飲む。 1杯目から重いものを選ぶ傾向アリ。 産地・銘柄を全く気にしなそうだね。と、ある人に言われた。 否定せず。 お料理と合えばいい…
松虎
オトナの空間。 すんなりと溶け込む自分が居た。 恋人と行くだけのBARにしてしまっては勿体ない。 泣きたくなるような時。 誰にも顔を見られたくない時。 独りの嗜みに。 余計なものを削ぐ。 空間を愉しむ。 食材を愉しむ。 …
DEN アクアルーム 新宿
淡く透き通る大きな水槽の前に、 等間隔で3組のカップルが座っていた。 とても素敵な空間なはずなのに、 どこか居心地の悪さがあるのを否めない。 若いカップルの後ろ姿が視野に入る。 きっと私は、ターゲット層としての年齢が上な…
6th by オリエンタルホテル
手放す勇気と、こだわる意地と。 無駄な脂肪も、虚勢も、見栄も。 そうすると、本当に大切にしたいことが見えて来る。 好きなことが浮き彫りになる。 隣とのテーブルが近すぎるのが、一番気になった。 通される場所の違いはなんだ?…