RESTAURANT& BAR 水響亭

トントンと地下へ降りるストローク。 グルグルと、 ワクワクと。 お行儀良く並べられたグラス。 サングリアを右手に。 常識という枠に縛られずに。 非常識である自覚もなく。 世の中の、 白い嘘と、 黒い嘘を。 騙されたフリを…

坐忘林(バー編)

そこはとても静かな空間だった。 「ここはデザイナーさんがどの角度から写真を撮っても画になるようにと、 計算されて造られているんです。」 「本当は、ここはリネン室になる予定だったんですけどね。 デザイナーさんが、それじゃイ…

松虎 

オトナの空間。 すんなりと溶け込む自分が居た。 恋人と行くだけのBARにしてしまっては勿体ない。 泣きたくなるような時。 誰にも顔を見られたくない時。 独りの嗜みに。 余計なものを削ぐ。 空間を愉しむ。 食材を愉しむ。 …