バリ島での日々。 凝縮した時間を気怠く振り返る。 お金のレートに混乱しながら過ごしたバリ。 慣れて来た頃に帰国。 免税店で持ち金を全て使い果たした。 スッキリして帰国の途に着く。 また来るね。 そう心の中でつぶやいて。 …

すっかり日が落ちてから訪れたウブドの街。 路上のお土産屋さんが店じまいをしている時刻だった。 タイトスケジュールの中、雰囲気だけでも・・と行ってみたものの。 バリの雰囲気を醸しながらも魅力的な店舗が並ぶ。 ダメだ。端から…

歩き疲れたウブドの街で。 日がすっかり落ちた夜。 ここでも外国の空気を感じるのは、 食事をしているお客さんの中に日本人を感じないこと。 それほどまでに集団欲求が強いのかと思ったけれど、その逆なのだと思う。 その開放感。 …

せっかくなので、ここのバーのオリジナルをオーダー。 すると 「特別なグラスで持ってくるからね。」と、英語で言われる。 バーで飲むということ。 ライフスタイルに組み込まれた時間。 場所を変えて、国を飛び越えて。 それが一人…

厳重なセキュリティを潜り抜けて訪れた ブルガリリゾーツ・バリのイタリアンレストラン。 宿泊したアリラ・ウルワツの雰囲気とは対照的な妖艶さで満ちた空間だった。 両者の五つ星ホテルの気高さとプライドの方向性が真逆で、その対比…

16年振りに訪れた。 クタ地区。 当時から、 ファッショナブルな街としてガイドブックに紹介されていた。 ４０歳になり再訪した。 街は若いままだった。 オーストラリア人の観光客が目立つ。 地元の人はレストランを利用しない。…

目覚めと共に歓喜で叫んだ。 「素敵過ぎる！」 部屋の窓から見えた景色は、まるではめ込まれたかのように完璧な美しさだった。 一瞬にして、私は恋に落ちる。 一目惚れという現象。 初めてだった。 ホテルの敷地は広く、カートで移…

日本からバリ島へ。 デンパサール空港から、車で１時間程。 夜の到着だったので、周りは真っ暗だった。 五つ星ホテル内にあるインドネシア料理レストラン。 まるで貸切のような空間。 プラネタリウムのような夜空。 人懐っこい笑顔…