レストラン　サンパウ

我が子の寝顔を眺めながら。
誰かを愛おしく思うことの幸せを噛み締めて。

長女はあまり触らせてくれなくなり。
長男はときどきどさくさに紛れながらマッサージをさせてくれたりして。
スキンシップは。
いくつになっても必要だと思いながら。
我が子がガシッと私にしがみついていた頃を懐かしく振り返る。

自立しても。
誰かと触れ合うことは大切で。
むしろ、私の方が恋しいのだろうということを自覚してしまう。

今日も無垢に眠る姿に。
そっと髪を撫でて。
すやすやと眠る時くらいしか。
無防備に触らせてくれないのだから。

レストラン　サンパウ
https://www.santpau.jp