ほうとう蔵 歩成 河口湖店

いささか旅の疲れが滲み出てくる頃だった。
寒さに凍えながら、4月の旅を終えようとする時分に。
せっかく訪れた河口湖なのだと。
いそいそと「ほうとう鍋」が食べられる店を訪ねた。

まだ新しい店内の様子に。
地のものを食べようというのは常であるのだが。
それと同時に、お店の人に話しかけることが一番のご馳走になり得る。
知識を自然に入れることで。
そこに住む人たちの背景を想像しながら。

馴染みのないものでも、そこの人たちにとっては生活の一部だとするならば。
食することによって、近づけるのだろうと思うのだから。

旅も食も。
生きる上で欠かせない要素なのだけれど。
やはり遠くへ行けば行くほどに。
私の欲求は満たされるのだということを自覚せざるを得ない。

そうして4月の旅の終焉を迎えて。
また日常に戻るのだった。


ほうとう蔵 歩成 河口湖店
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